2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
札所二十二番へは現在は江戸巡礼古道ではなく明治巡礼古道を使います。 札所二十二番の童子堂は古くは奈良時代に作られた寺が童子堂観音として信仰を集めていたそうです。延喜年間に府坂峠に移され、さらに移動し、現在の場所に移ったのは明治43年とのこと…
札所二十番は札所が設立した当初から場所も番付も変わらない札所となっています。 ガイドブックによっては、寺院がかつてあった旧の場所も地図に書いてくれているのを見たことがありますが、場所が移動している札所もあります。観音堂が別の場所にあったとい…
札所十九番の龍石寺は何度かテレビ放映もされているので、どこかで見たような気がするお寺かもしれませんね。 この境内は一枚の大きな岩盤の上にお堂が建っているという特殊な地形なのです。荒川の侵食によって露出した角礫質砂岩による岩盤です。 境内には…
札所十八番の観音堂は秩父の名匠である藤田若狭によって作られたそうです。正面の破風(はふ)が秩父夜祭で出てくる山車のひとつ(宮地のもの)に似ているそうで、藤田若狭と血縁関係にあった人がその山車を作ったから似ているのだと言われています。血縁関…
札所十七番の定林寺は秩父札所ができた当時は、番付が1番となっていた札所です。 江戸時代に江戸から来る人のために番付が変更されましたが、それまでは、ここ定林寺からスタートしていたわけです。 札所ができた当初は、秩父大宮郷に近い定林寺から札所を…
十六番からは、またもと来た道を戻ります。墓所を出たところの塀の下にある「十六番道」の道しるべ石のところまで戻ります。ここで今度は左に曲がります。 まっすぐ行くと秩父駅から伸びる県道208号に当たります。その道を渡る手前右側に札所16番の大き…
札所十五番から十六番までの道は、また同じく秩父鉄道の線路を渡って寺標のところまで戻ります。札所十五番の少林寺へ行く途中にも秩父神社の参道を通りましたが、今度はさらに秩父神社へと近づきます。 秩父神社前の交差点までくれば、大きな鳥居も見えます…
秩父市内、とくに秩父神社付近のあたりは、札所と札所の間も距離が短くてすぐに次の札所に到着できて次々と参拝できます。 しかし、他のところでは多く見られた道しるべ石や石柱などが移動してしまったり、無くなってしまっているそうです。昔ながらの古道ら…
札所十三番以降は、しばらくはあっという間に次の札所に到着します。 ちなみに、ガイドブックによると、歩きで札所十三番から十四番までは、約10分、十四番から十五番までは約15分、十五番から十六番までは約15分、十六番から十七番までは約20分、十…
札所十二番から十三番へは、変則的な四つ角(巳待塔が見える場所)のところまで、もと来た道を戻ります。 ここから札所二十番くらいまでは、秩父市内の人通りの多い場所となり、すぐに次の札所へ到着するので、サクサクと進めていきたいところです。 それに…
札所十一番からは、また寺標のところから国道299号へ戻り、目の前にある交差点を渡ることになります。 渡った先には、コンビニがあるのですが、その向こう側に「千茶古」という喫茶店が見えます。看板があるので、すぐわかりますが、その千茶古の裏側へ入…
下の写真は、札所十番、大慈寺の境内の六地蔵とともに観音堂後方にある山の尾根付近を写したものです。大慈寺の裏山の尾根道は遊歩道になっています。 この前にも書きましたが、大慈寺の入口にある道しるべ石は「左が十一番」で、山門の前にある階段途中の道…
札所九番から十番への道は、札所九番前にある三菱マテリアルの工場へ出入りするトラックも行き交う道からスタートです。 なお、何度か書きましたが、ブログ完成後に今度はどの道を通ったのか、手書きの地図を作成する予定です。 札所九番明智寺境内のツツジ…
再度札所八番にあるコミネカエデの枝ぶりです。八番からのスタートです。 山門を出て今度はお寺の本堂を背にして右に曲がり、お寺の敷地をぐるっと一回りすることになります。 山門を出てすぐ右の駐車場にある道しるべ石です。電柱の下に置かれていました。 …
先に札所七番から六番へ行くという近道ルートを書きましたが、これからは本来の「順打ち」のルートでご紹介します。 再度、札所七番法長寺の山門です。晴れていれば、このように武甲山も見えますよ。 札所七番法長寺は、牛伏堂と言われるように、本堂に向か…