前回の三十番から三十一番は、札所間の距離が最長のうえ、谷あり、峠ありの変化に富んだ巡礼道でした。 次の三十二番までの道のりも、かなりの長さになります。 まずは、来た時の道をバス停近くまで戻ることになります。引き返すことになるので、見忘れた場…
札所三十番までの道のりも長かったですが、札所三十番から三十一番までの距離は、さらに長くて、その倍はあろうかと思うくらいです。 事実、三十番から三十一番の間が札所間の最長距離となります。 札所三十番の法雲寺では、観音様のお参りを済ませたら、観…
二十九番からの道は、次の札所までが離れていてかなりの距離を歩くことになります。 これ以降は写真も多めになります。なんせ長い距離ですから。 西武秩父駅や秩父駅周辺の札所は次の札所まで、サクサクと進んだのですが、今回以降は、まだかなというくらい…
テレビでもよく特集番組に取り上げられているので、見たことがあるかもしれませんが、札所二十八番の橋立堂は 武甲山の麓にあります。 岩盤が背後に立っているという特殊な地形の場所にあります。さらには、納経所の隣には橋立鍾乳洞への入口があります。こ…
札所二十六番から二十七番までは琴平ハイキングコースを通るという山道コースを通ります。山道を下って札所二十七番は、まず観音堂に到着です。 観音堂に向かって左には、護国観音がよく見える場所(遥拝所)もあります。写真を撮るのもいいですね。 ぜひ、…
札所二十六番岩井堂から札所二十七番はその多くが琴平ハイキングコースと重なります。 岩井堂までは昭和電工の敷地を通る、いつもとは違う道を味わうことになります。敷地内を通らせていただくわけです。 さて、円融寺の納経所の裏手には牡丹の花が植えてあ…
札所二十五番は場所も広く、手前にある観音堂でお参りするだけでなく、池を通って行く本堂や弁天堂、そして弁天池や後ろの砦跡も眺めてみるといいでしょう。 納経が済んだら、納経所を出て山門に戻ります。 また、二十五番と書いてある山門、仁王門のところ…
札所二十四番は江戸時代は修験の寺だったそうです。 こちらの縁起は加賀の白山を勧請したのだとか。そのためなのか、白山観音とも呼ばれているそうです。神仏習合の修験だったためか、奥の院としてあったものがその後白山権現社とされ、明治元年に白山神社と…
札所二十三番からは江戸巡礼古道となって長尾根みちを通ります。 二十二番が場所を移動したために新旧の二十二番からの「明治巡礼古道」と「江戸巡礼古道」に分かれたためにこの部分だけイレギュラーとなっています。 ということで、いつもの江戸巡礼古道で…
札所二十三番へは、札所二十二番へ行った時と同じく、札所二十二番の跡地を通る江戸巡礼古道と、現在の札所二十二番を通る明治巡礼古道がありますので、「古道」と言っても2つのルートが存在します。 まずは現在の札所がある二十二番から二十三番への道であ…
札所二十二番へは現在は江戸巡礼古道ではなく明治巡礼古道を使います。 札所二十二番の童子堂は古くは奈良時代に作られた寺が童子堂観音として信仰を集めていたそうです。延喜年間に府坂峠に移され、さらに移動し、現在の場所に移ったのは明治43年とのこと…
札所二十番は札所が設立した当初から場所も番付も変わらない札所となっています。 ガイドブックによっては、寺院がかつてあった旧の場所も地図に書いてくれているのを見たことがありますが、場所が移動している札所もあります。観音堂が別の場所にあったとい…
札所十九番の龍石寺は何度かテレビ放映もされているので、どこかで見たような気がするお寺かもしれませんね。 この境内は一枚の大きな岩盤の上にお堂が建っているという特殊な地形なのです。荒川の侵食によって露出した角礫質砂岩による岩盤です。 境内には…
札所十八番の観音堂は秩父の名匠である藤田若狭によって作られたそうです。正面の破風(はふ)が秩父夜祭で出てくる山車のひとつ(宮地のもの)に似ているそうで、藤田若狭と血縁関係にあった人がその山車を作ったから似ているのだと言われています。血縁関…
札所十七番の定林寺は秩父札所ができた当時は、番付が1番となっていた札所です。 江戸時代に江戸から来る人のために番付が変更されましたが、それまでは、ここ定林寺からスタートしていたわけです。 札所ができた当初は、秩父大宮郷に近い定林寺から札所を…
十六番からは、またもと来た道を戻ります。墓所を出たところの塀の下にある「十六番道」の道しるべ石のところまで戻ります。ここで今度は左に曲がります。 まっすぐ行くと秩父駅から伸びる県道208号に当たります。その道を渡る手前右側に札所16番の大き…
札所十五番から十六番までの道は、また同じく秩父鉄道の線路を渡って寺標のところまで戻ります。札所十五番の少林寺へ行く途中にも秩父神社の参道を通りましたが、今度はさらに秩父神社へと近づきます。 秩父神社前の交差点までくれば、大きな鳥居も見えます…
秩父市内、とくに秩父神社付近のあたりは、札所と札所の間も距離が短くてすぐに次の札所に到着できて次々と参拝できます。 しかし、他のところでは多く見られた道しるべ石や石柱などが移動してしまったり、無くなってしまっているそうです。昔ながらの古道ら…
札所十三番以降は、しばらくはあっという間に次の札所に到着します。 ちなみに、ガイドブックによると、歩きで札所十三番から十四番までは、約10分、十四番から十五番までは約15分、十五番から十六番までは約15分、十六番から十七番までは約20分、十…
札所十二番から十三番へは、変則的な四つ角(巳待塔が見える場所)のところまで、もと来た道を戻ります。 ここから札所二十番くらいまでは、秩父市内の人通りの多い場所となり、すぐに次の札所へ到着するので、サクサクと進めていきたいところです。 それに…
札所十一番からは、また寺標のところから国道299号へ戻り、目の前にある交差点を渡ることになります。 渡った先には、コンビニがあるのですが、その向こう側に「千茶古」という喫茶店が見えます。看板があるので、すぐわかりますが、その千茶古の裏側へ入…
下の写真は、札所十番、大慈寺の境内の六地蔵とともに観音堂後方にある山の尾根付近を写したものです。大慈寺の裏山の尾根道は遊歩道になっています。 この前にも書きましたが、大慈寺の入口にある道しるべ石は「左が十一番」で、山門の前にある階段途中の道…
札所九番から十番への道は、札所九番前にある三菱マテリアルの工場へ出入りするトラックも行き交う道からスタートです。 なお、何度か書きましたが、ブログ完成後に今度はどの道を通ったのか、手書きの地図を作成する予定です。 札所九番明智寺境内のツツジ…
再度札所八番にあるコミネカエデの枝ぶりです。八番からのスタートです。 山門を出て今度はお寺の本堂を背にして右に曲がり、お寺の敷地をぐるっと一回りすることになります。 山門を出てすぐ右の駐車場にある道しるべ石です。電柱の下に置かれていました。 …
先に札所七番から六番へ行くという近道ルートを書きましたが、これからは本来の「順打ち」のルートでご紹介します。 再度、札所七番法長寺の山門です。晴れていれば、このように武甲山も見えますよ。 札所七番法長寺は、牛伏堂と言われるように、本堂に向か…
前にも書きましたが、六番から七番の道は、順打ちのコースだと同じ道を歩く部分ばかりなので、だんだん七番を先に行くことが多くなったようです。そのほうが効率的ですからね。七番→六番→八番というルートです。 今までも何度か書きましたが、ブログが完成し…
今回は札所五番から六番への巡礼道についてでですが、その前に前回の補足を書きます。 眺めのいい田園道は武甲山が前に見えて眺めのいい道なのですが、こちらは江戸巡礼古道ではありません。 このまままっすぐ行って横瀬町の町民グランドのところに突き当た…
札所四番は行きにも通った三角地からスタートします。このブログが完成したらわかりやすく手書きでルートの地図を作ろうと思っています。 ここまでは行きも帰り(五番への道)も同じ道です。行きと同じく駐車場の石と塀の前にある石を見ながら、同じ道を通り…
札所三番の常泉寺の前の道からスタートです。 札所三番から参道となる畑道があります。駐車場の先に用水路があり、左に曲がってその用水路にそって行きます。 ここは「ふるさと歩道」と呼ばれていて、車道とは別の徒歩道になります。 4番へのルートは2つ可…
札所二番の納経所である光明寺の前の参道からスタートです。 参道前の坂を下ります。 坂を下っていくと、クランク状になった十字路に突き当ります。その手前に新しめの道しるべ石がありました。「みぎ 三番 正面 納経所 ひだり 二番」となっています。 その…